映画『瞼の転校生』
映画『瞼の転校生』

映画『瞼の転校生』

12/4(水)配信&DVD 同時リリース決定
川口市制施工90周年記念作品

INTRODUCTIONイントロダクション

映画『瞼の転校⽣』は、“若⼿映像クリエイターの登⻯⾨”SKIPシティ国際 D シネマ映画祭20周年と川⼝市制施⾏90周年を記念して、埼⽟県と川⼝市が共同製作した⻑編映画です。
2023年7⽉に開催された SKIP シティ国際 D シネマ映画祭 2023のオープニング作品として上映され、多くの⼈々に感動を与えました。⼤衆演劇の世界で⽣き、公演に合わせて⼀ヵ⽉ごとに転校を繰り返す中学⽣が、川⼝市を舞台に、限られた時間の中で出会う⼈々と⼼を通わせながら、少しずつ成⻑してゆく姿を描いたヒューマンドラマです。
⼤衆演劇一座に生まれた裕貴を演じるのは、映画『雑⿂どもよ、⼤志を抱け!』(2023/⾜⽴紳監督)、映画『死刑にいたる病』(2022/⽩⽯和彌監督)などに出演している松藤史恩。成績トップで不登校中の建を演じるのは、BS テレ東「猫カレ -少年を飼う-」、TBS「トリリオンゲーム」など話題作に出演中の齋藤潤。また、建の元カノで裕貴のクラスメイト茉耶役に、今年『福⽥村事件』(2023/森達也監督)で映画初出演を果たした新⼈の葉⼭さら。そして⾼島礼⼦や佐伯⽇菜⼦などの名優をはじめ、村⽥寛奈、⽣津徹、タモト清嵐の演技派俳優が勢揃いし好演しています。
また⽇本⽂化⼤衆演劇協会の協⼒の下、⼤衆演劇「劇団美松」の市川華丸や座⻑・松川⼩祐司、太夫元・松川さなえも出演し「瞼の⺟」をスクリーンで披露します。
監督は、『stay』(19)が 2020 年の SKIP シティ国際 D シネマ映画祭国内コンペティション短編部⾨で優秀作品賞を受賞した新鋭・藤⽥直哉。本作にて⻑編映画デビューを果たします。⾳楽は、東京塩麹のメンバーである額⽥⼤志が⼿がけております。
今を⽣きる少年たちの⽇々をお楽しみください。

場面写真1 場面写真2 場面写真3 場面写真4 場面写真5 場面写真5

STORYストーリー

旅回りの大衆演劇一座に所属する中学生の裕貴は、公演に合わせてひと月ごとに転校を繰り返していた。
期間限定の学校通いのため、出会いに期待もせず、友達を作ろうともしない。学校に登校しても今まで通り誰とも話さず早退を繰り返す日々だったが、担任から不登校のクラスメイトへの届け物を頼まれ、そこで不登校なのに成績優秀な建と出会う。
後日、ひょんなことから地下アイドル「パティファイブ」のライブに行くことになった裕貴。そこで偶然にも建と再会する。建は「パティファイブ」の浅香を推すアイドルオタクだった。
建が裕貴に興味を持ち始めたことで一気に仲良くなる二人。そこに建の元カノである茉耶も加わって、三人で過ごす時間がだんだん増えていく。
裕貴は二人に役者として舞台に立つ自分を観てほしいと思いはじめるが、一ヶ月が、まもなく終わろうとしていた・・・。

CASTキャスト

STAFFスタッフ

監督藤田 直哉

1991年北海道岩見沢市生まれ。明治大学法学部卒業。
大学時代より独学で実験映画を中心に自主映画制作を始める。「stay』(19)がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020短編部門にてグランプリ受賞。2021年には短編映画でありながら、単独で都内映画館をはじめ、全国の映画館で上映。文化庁委託事業ndjc2021に選出。『LONG-TERM COFFEE BREAK』を監督し、劇場公開。2022年、文化庁「日本映画の海外展開強化事業」に選出され、ニューヨーク現地にて、長編映画企画の研修を受ける。

歌舞伎、能、狂言・・・見たことはなくても、日本に昔から伝わる芸能は、名前は誰もが知っているはず。「大衆演劇」も同じように、昔から日本に伝わる芸能のひとつです。
大衆演劇の成り立ちには諸説ありますが、一説には江戸時代に盛んだった旅芝居のうち幕府の保護を受けたものが歌舞伎となり、そこに組み込まれなかった役者集団をルーツとして、明治以降より、庶民的な娯楽に発展していったもの、といわれています。
現在も全国に約100の劇団があり、全国の専門劇場や温泉施設を巡業しています。
舞台は主に芝居と舞踊ショーで構成されていて、その多くが日替わり公演。
リーズナブルな価格と演者とお客さんとの近さが特徴で、劇場がコンパクトで舞台と客席の距離が近い上に、終演後に行われる観客をお見送りする"送り出しタイム"で直接交流できるため「元祖会いに行けるアイドル」とも呼ばれています。
芝居、舞踊とも自由度が高く、個性的な役者たちが繰り出すステージは"何でもありの総合エンターテインメント"として、最近は若い世代や海外から注目されています。

劇団美松げきだん・みまつ

ルーツは関東で人気を誇っていた歴史ある演美座。劇団松の旗揚げ、解散をへて、2014年に松川小祐司が座長となって復活させ、劇団名を新喜楽座とする。3年後の2017年6月に「劇団美松」に改名。
現在は「芸道一筋、とにかく舞台が好き!」を公言する小祐司座長のもと、副座長・大和歩夢、南雄哉、市川華丸、龍 錦、特別出演の藤川雷矢&真矢兄弟などバラエティ豊かなメンバーを抱える。オリジナル芝居に加え、古典からミュージカルまでを網羅する革新的なショーも人気。

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